『農業・農村のセーフティーネットを目指して』

STAFF03


Q.どのような仕事をしていますか?

 農作業の効率化を目的として水田などの区画拡大や、農業用水を効率よく管理するための用水路整備などを行う「ほ場整備事業」の調査や計画の作成を担当しています。ほ場整備事業の調査・計画は、大きく①現地調査、②計画設計の作成、③概算工事費・事業効果の算定の3工程あります。①では対象地区の排水の流れや課題点を把握し、②では現地調査の結果をもとに、新たな道路や水路の配置等の設計を行います。③では事業の工事費等がどのくらいになり、見込まれる費用対効果(いわゆるコスパ)などの算定を行います。

 疑問点や改善できそうな点などについて指導担当の先輩から日々アドバイスをいただきながら、より良い計画に向け業務に取り組んでいます。

Q.部署異動も経験して感じることは何ですか?

 最初は水土里情報推進室という部署に配属となり、水土里情報システムというGISソフトを使って、基盤となるデータ(農地や施設の情報など)を整備する業務を担当しました。県から提供されるほ場整備後の水路やパイプラインの図面をもとに、GISソフトで位置情報等と合わせて処理し、登録します。日々使いやすくなるように、基盤データの作成・更新に努めました。

 現在は農村整備第二課に所属していますが、前の部署での経験が、ほ場整備の事業計画に関係する地番の確認や現地調査の写真整理など多くの場面で生きています。また、部署異動はあっても転勤がなく、岩手に根差した仕事内容である点は変わらないため、いつでも地元に貢献している実感があり、やりがいを感じています。

Q.今後の目標・ビジョンは何ですか?

 まだまだ学ぶことは数多くありますが、新人教育プログラムを終えて、これから責任感を持った技術者として更に成長していきたいと考えています。ほ場整備は地域の意向で農地を整備する事業なので、農家の方々の声や要望に耳を傾けながら、問題・課題に対し十分に検討したうえで事業計画を作り上げたいです。自分の計画がやがて工事で目に見える形に整備され、農家の方から「ほ場整備」をして良かったと思ってもらえるような技術者を目標にしています。

 また、水土里ネットいわては農業土木分野において歴史ある組織の一つであり、50年以上培ってきた技術力とノウハウを背景に、先輩一人一人が高いプロ意識を持って仕事をしています。私も「理想の技術者」を目指し、日々頑張ります。

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