『農業・農村のセーフティーネットを目指して』

賦課金編

Q.1 宅地化による雑排水の土地改良施設への流入対策に伴う賦課徴収について指導願いたい。

A.1 農業用用排水路の管理にあたっては、家庭からの浄化水や雑排水が農業用水の水質、排水量等に与える影響を把握することが大切です。特に用水路の場合は、水質面について十分な注意が必要です。なお、農業用用排水路の管理において、土地改良区は定款に多目的使用に関する規定を定め、多目的使用規定を設けて対応します。

 

Q.2 固定化した未収賦課金の回収方法について助言、法的手段について指導願いたい。

A.2 賦課金の滞納者の多くは、土地改良区だけでなく他の金融機関にも抵当権が設定されているケースがある。差押えし滞納処分しても土地改良区の取り分がないこともでてくる。従って、少しずつでも納めてもらえるように足を運んで話し合いをすることが大事である。また、土地連の顧問弁護士制度を活用してもらい、督促することもできる。

 

Q.3 賦課金の滞納はないが、ここ数年納期内完納ができていない。どの様にしたら納期内完納ができるか指導願いたい。

A.3 賦課金の滞納がない改良区は県下に数改良区しかない。役職員が、足を運んで話し合いをすることが大切である。

 

Q.4 転作田の賦課金のあり方について指導願いたい。

A.4 転作が行われた水田についても土地改良事業による利益を受け、又は、受け得る状態にある限り地区除外とならず、賦課金を徴収することができる。

 

Q.5 区画整理事業で一部工事完了区域の経常賦課金の算出基準は本換地(登記)までは従前地積で賦課してよいか。

A.5 本換地(登記)までは、従前の地積で賦課してよい。

 

Q.6 土地改良区では滞納処分の手続きをしたことがないので、その事務処理について教えていただきたい。滞納処分前に回収の方法はないか。

A.6 土地改良区の実務、p291~p299参照のこと。詳細については、管理指導課に相談して下さい。

 

Q.7 土地改良区の賦課金徴収の時効中断について教示願いたい。

A.7 承認された日から時効は再進行(時効期間5年)する。時効完成前の差押さえにより時効中断し、差押さえが解除されるまで時効中断は継続される。

 

Q.8 破産者からの免責の申し立てにより、審尋に土地改良区が出席した。次の事項について教示願いたい。(1)審尋の結果に異議のある場合は「異議申立書」を提出するように裁判所書記官から言われた。(2)異議申立書を提出した場合には訴訟に関連してくるのか。

A.8(1)他の財産等があった場合又は、浪費があった場合以外は殆ど認められない。(最近は殆ど無い)(2)裁判と異議申し立ては特別関係ない。

 

Q.9 A土地改良区とB土地改良区が合併したが、B土地改良区エリアで土地改良施設の使用料を滞納しているところがある。遡及して請求できるか。又、請求する場合どの様な手法で徴収するか。

Q.9 遡及して請求できる。合併後の土地改良区名で新たな契約をすることが望ましい。時効は5年。(民法第169条)

 

Q.10 当改良区では毎年度多額の未収賦課金が発生しており解消に努めているがその成果が実らず累積額が多額となっている状況である。一昨年度に弁護士に依頼した催告書の発行によって回収が進んだ。未収金を極力解消するため今年も弁護士に依頼して催告書を発行したい。

A. 顧問弁護士は了承し、後日、弁護士と土地改良区との打合せをすることとした。(弁護士費用は有料。)

 

Q.11 水稲の作付け水田と転作田(休耕田)で賦課金の格差を付けることが可能か。又、組合員の脱退について

A.11 賦課金の格差を付けることは可能であるがこの場合、土地改良区の定款(経費分担の基準)に定めておくことが必要である。 土地改良区の区域内にあって土地改良事業の受益は皆無とならない限り、一般的には地区除外が出来ない。例えば、ほ場整備事業により区画が整形された利益、排水条件が改良された利益、農道が改良された利益、畑作物へのかんがいによる利益等を享受する場合が上げられる。土地改良区の事業により利益を受けないことになった場合には、法第66条第2項の規程により土地改良区の地区から除斥し、法第42条第2項の規程により必要な決済を行う。

 

Q.12 賦課金徴収に関する不服申立期間の根拠について

A.12 土地改良法第46条(土地改良区の行為についての不服申し立て)により30日以内と決められている。

 

Q.13 賦課金滞納者が死亡、行方不明、となり相続人もいない状況の土地について、滞納処分する際どのように行えばよいか。

A.13 相続をするひとがいないのであれば、管財人を立てて公売できる。但し、管財人を立てるのも費用がかかるので、熟慮のうえ行うこと。

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