本会は、1月28日に小田島 峰雄 会長、大宮 惇幸 副会長、小野寺 道雄 副会長が、県の上田 幹也 農林水産部長、伊藤 啓治 農村整備担当技監、三河 孝司 農村計画課総括課長とともに、農林水産省 牧元 幸司 農村振興局長、奥田 透 農村振興局次長、安部 伸治 整備部長と面会し、「農業農村整備の着実な推進に関する要請」として「令和2年度当初予算及び令和元年度補正予算の本県への配分」について要請しました。

 国では、令和2年度当初予算と令和元年度補正予算を合わせ、前年度を上回る農業農村整備関係予算を概算決定しています。県内において、ほ場整備事業や農業水利施設等の防災・減災対策などの実施に向けた動きが活発になっていることから、本県への十分な予算配分について要望したものです。(下記要請書)

 要望に対し牧元局長からは、「皆様からの力強い応援のおかげで当初予算と補正予算を合せて6,500億円を超える予算を確保することができた。高収益作物にチャレンジをするうえでほ場整備は不可欠。予算を有効に活用して整備を進めてほしい」とのお話がありました。

 奥田次長からは、「皆様からのご支援のおかげで、令和2年度予算について、令和元年度を上回る概算決定を行うことができた。令和3年度についても、総力を挙げて予算確保を取組んでいくので、引き続き、ご協力をお願いしたい。」とのコメントをいただきました。

 また、安部部長からは、「農家所得の向上に向けて、高収益作物の導入に必要なほ場整備を着実に進めて頂きたい」とのコメントをいただきました。

 

 

牧元局長(中央)に要請書を手渡す
上田農林水産部長(左)と小田島会長(右)

奥田次長(中央)に要請書を手渡す
上田農林水産部長(左)と小田島会長(右)

安部部長(中央)への要請の状況

 

 

 

農業農村整備の着実な推進に関する要請

 

 岩手県の農業農村整備の推進、さらには東日本大震災津波や先般の台風第19号をはじめとする豪雨被害からの復旧・復興に対し、平素から格別の御高配を賜り心から御礼申し上げます。

 また、本県をはじめとする生産現場の切実な要望を踏まえ、農業農村整備関係予算について、令和元年度補正予算と令和2年度当初予算を合わせ、前年度を上回る予算を概算決定していただき、重ねて御礼申し上げます。

 さて、本県では、農業従事者の高齢化や減少により、農業生産や農地、農業用施設の管理の継続が厳しさを増しており、今後、一層、進んでいくことが懸念されています。

 さらに、ため池を含む農業水利施設等の老朽化が進む中、大規模地震の発生や気候変動による豪雨災害が多発しており、国民の生命と財産を守るために、ため池等の耐震化や洪水被害防止対策などを進める必要があります。

 一方、農業農村整備事業を契機とする高収益作物の導入や農地の集積・集約化等の農村地域の活性化に向けた取組とともに、農業水利施設の防災機能の強化などが着実に進められてきたところであり、県内各地でこれらに向けた動きも更に活発になっています。

 こうした状況のもと、強い農業のための基盤づくりや農村地域における国土強靭化を実現するためには、地域の特色を活かした営農確立に必要な水田の大区画化や排水改良、農業水利施設等の長寿命化対策など、生産基盤の着実な整備の推進や、農村地域の防災・減災対策に向けたハザードマップ作成などの地域の防災意識を高める取組などを進めていくことが必要不可欠です。

 つきましては、昨今の農業農村を巡る情勢を踏まえ、農業農村整備関係予算について、地域の要望に応えられるよう、令和2年度当初予算及び令和元年度補正予算について、要望に見合った十分な予算を本県へ配分していただきますよう強く要請いたします。

 

令和2年1月28日

岩手県土地改良事業団体連合会

会 長  小田島 峰 雄

 

 

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