鹿妻穴堰土地改良区(高橋 隆理事長)では、鹿妻穴堰頭首工の基礎となる穴口を開鑿(かいさく)した釜津田(かまつだ)甚六(じんろく)翁への感謝を示す例祭を、8月30日、鹿妻神社(盛岡市猪去)において執り行いました。

 台風10号の影響で開催が心配された例祭は、時折風が吹き込むものの明るい陽射しの下で行われ、階(しな) 猛(たけし)衆議院議員、岩手県農林水産部農村建設課 千葉 匡(ただす) 総括課長などの来賓をはじめ、約120名が参列しました。

 祭典委員長を務める高橋 隆理事長は「417年前から釜津田甚六翁の偉業により、豊かな雫石の水を盛岡市から矢巾町、紫波町、約4,600haにまんべんなく流すことができている。この水を末代まで守り続けていきたい。」と決意を述べられました。

 また、階 猛衆議院議員は「この鹿妻穴堰ができたおかげで盛岡から南部の地域が水田地帯となって繁栄した。その偉業を称え感謝するとともに、これからもますます鹿妻穴堰を中心とした地域が繁栄するように私も微力ながら尽力して参りたい。」と述べました。

 来賓あいさつの後には、地域の人々による大宮神楽やさんさ踊りが披露され、今秋の豊作祈願とこれからの農業の発展に祈りを奉げていました。

 

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【鹿妻神社】

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【神事の様子】

 

 

 

 

 

 

 

 

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