豊沢川地区国県営土地改良事業促進協議会(会長:平賀巖豊沢川土地改良区理事長)並びに国営豊沢川農業水利事業安全対策協議会(会長:菅原一生菅原建設(株)代表取締役)は8月31日、平成27年から事業着手されている「国営豊沢川農業水利事業」の工事の安全を祈願するため、豊沢ダムの現地において安全祈願祭を行い、来賓並びに関係者約50名が出席しました。
 豊沢ダム管理所東側で行われた安全祈願祭神事では、農政局和賀中央農業水利事業所鎌田知也所長、同じく木村俊逸建設所長、平賀巖事業促進協議会長ほか、県南広域振興局北上農村整備センター鈴木協二所長、及川正和土地連会長らが玉串を奉納し安全を祈願しました。
 終わりに挨拶に立った平賀事業促進協議会長は「ダムの老朽化が進み国、県に対し早期改修を要請してきた結果、採択後、調査計画がスピーディーに進められ今日を迎えることができた。これも関係各位のご尽力によるものと感謝申し上げる。今後もご指導ご協力をお願いする。」と述べました。
 この事業は、花巻市と北上市に跨る水田4,250haに用水を供給している豊沢ダムが、造成後50年が経過し老朽化が著しく進んだため、ダム本体と取水放流施設等の改修を行い農業用水の安定的供給に資するとともに、小水力発電施設を新設し維持管理費の軽減を図ることを目的として、67億円の総事業費で平成34年度の完工を目指し事業が進められています。
 この安全祈願祭を契機として、更に事業が加速的に進み、本地区の整備が一日も早く完了し、地域農業の確固たる基盤が築かれることが期待されます。
なお、開催が予定されていた祝賀会は、台風10号による被害を考慮し延期されました。

 

 

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【地鎮の儀で鍬入れをする平賀会長】

【玉串を奉納する豊沢川農業水利建設所木村所長】

【玉串を奉納する豊沢川農業水利建設所木村所長】

【玉串を奉納する岩手土地連及川会長】

【玉串を奉納する岩手土地連及川会長】

 

 

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