12月8日、岩手県と本会は共催で『平成29年度土地改良区監事等研修会』を開催しました。

 この研修会は土地改良区の運営基盤強化の一環として、土地改良区監事等の資質向上を図り、公正かつ適正な業務運営に資することを目的に開催し、会場となったサンセール盛岡には土地改良区の監事や会計担当理事、事務職員、県の担当職員など114名が参加しました。

 開会にあたり、紺野千誠 本会総務管理部次長が「農地集積の進展など、農業・農村の構造が急速に変化する中、土地改良区が社会的な役割を着実に果たすためには、内部牽制機能の充実や、運営基盤の強化が重要となっている。この研修会が土地改良区監査の更なる充実につながることを祈念する。」と挨拶しました。

 研修では、佐藤恭子 県農林水産部農村計画課主任主査が、平成 28年度に実施した土地改良区検査における主な指摘・講評事項や改善の処理方法、土地改良区に関係のある法令の改正点などを説明しました。

 また、及川巧 県農林水産部農村計画課主事が、複式簿記会計の決算書類を用いながら、監査時に着目する点を説明し、より実践的な講義を行いました。

 参加者は熱心に聴講し、実践に繋がる講義に理解を深めた様子でした。

【佐藤恭子 主任主査】

【及川巧 主事】

【聴講する参加者】

 

▼▼▼PDF版はこちらから▼▼▼

https://www.iwatochi.com/main/06/osirase/osirase673.pdf