2017.12.12 朝刊 32頁 朝二社・18 (全319字) 

 福岡地検は11日、土地改良法違反(収賄)罪で、福岡県大木町土地改良区理事で元町議会議長内田清喜容疑者(83)=大木町=を、同法違反(贈賄)罪で土木工事会社「荒巻組」役員荒巻主税容疑者(41)=同=を起訴した。

 起訴状によると、内田被告は同改良区が2015年8月に発注した「農地耕作条件改善事業大溝地区暗渠(あんきょ)排水工事」の指名競争入札で、荒巻組に非公表の最低制限価格を教えるなどした見返りに同年11月30日から同12月上旬までの間、大木町のスーパー駐車場の車内で荒巻被告から現金100万円を受け取ったとされる。

 捜査関係者によると、2人とも容疑を認め、内田被告は受け取った現金について「ギャンブルなどに使った」と話しているという。

西日本新聞社

 

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