4月26日、照井土地改良区(小野寺道雄理事長)主催の安全通水祈願祭が一関市厳美町の照井水神御前で開催されました。

 神事では、千葉匡 岩手県農林水産部農村整備担当技監をはじめ一関市と平泉町、管内の農業団体の代表及び土地改良区関係者が、暖かな春の日差しの下、今年の通水の安全と豊穣を願って玉串を奉奠しました。

 神事の後、小野寺理事長は、「照井堰は先人の知恵と努力によって開削され、守られてきた世界が認める灌漑施設遺産です。この財産を末永く後生に残す使命と責任があると感じています。施設の維持管理を含め、事業運営にご支援ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。」と挨拶を述べました。

 その後、岩手県農林水産部長の祝辞を千葉農村整備担当技監が、「地域農業の発展に向け、この照井堰の用水を始めとする農業水利施設の維持・保全やこれらの地域資源を活用した活性化等、地域の力を合わせた取り組みを引き続きお願い致します。穏やかな気象条件の中で農業水利施設が安全かつ安定的に運用され、実り豊かな秋を迎えられることを祈念します。」と代読しました。

 参加者は、通水の安全と豊穣の秋を迎えられるように祈願していました。

【神事の様子】

【挨拶する小野寺理事長】

【祝辞を述べる千葉農村整備担当技監】

 

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