5月1日、鹿妻穴堰土地改良区(髙橋隆 理事長)主催の鹿妻穴堰通水安全祈願神事が盛岡市太田の鹿妻穴堰頭首工で開催されました。

 神事には、東北農政局北上土地改良調査管理事務所 坪田俊郎 所長、盛岡広域振興局 宮野孝志 局長、県農林水産部 千葉匡 農村整備担当技監、矢巾町 高橋昌造 町長をはじめ、市町代表、アドプト活動実施団体、関係諸団体代表者などが参列。通水の安全と豊穣を願って玉串の奉奠などが行われました。

 髙橋理事長は、「鹿妻穴堰は約420年前、釜津田甚六によって開削されました。先人の偉業と先輩たちの努力によってこの豊かな雫石川の水が管内に流れ、盛岡南部は東北でも有数の穀倉地帯になっております。この頭首工には県内の小学校4年生を中心とした子供達等、毎年約2,500人の方々が訪れ、親しんでいただいております。改良区の役目として、先人が築いてきた農業や農業施設、文化を大事に次の世代に渡していきたい。」と挨拶しました。

 参加者は、今年一年安全で安定した水が供給される事を祈願していました。

【挨拶をする髙橋理事長】

【神事の様子】

【春の水音が響く鹿妻穴堰頭首工】

 

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