胆沢平野土地改良区では、時流に即した農業経営支援策として「胆沢平野版農業クラウドシステム」(IACS:Isawaheiya Agricultural Cloud System)の構築に取り組み、昨年度より本格的に組合員の農業経営支援を実施しております。この取り組みの一環として開催する農業経営セミナーを8月24日(金)に開催しました。

 胆沢平野管内では基盤整備事業を契機とし、地域農業の担い手となる営農組合の設立及び法人化への機運が高まっていることから、管内法人の代表理事を講師とした先駆事例紹介と併せ、農地中間管理機構の制度について理解を深めることを目的に参加者を募りました。

 当日の参加者は、ほ場整備事業に関係する地区や営農組合を中心に22経営体45名が集い、今後の参考とすべく熱心に耳を傾けておられました。

 また、セミナー後半には管外法人事例紹介のほか、胆沢平野土地改良区のホームページで公開している「胆沢平野版農業技術体系データベース・システム(FAPS-DB)」の紹介と評価アンケートを実施したり、農業経営に役立つ資料や情報提供も行いました。

 アンケートには「組織設立や法人経営の参考としたい」、「事例紹介を継続してほしい」、「今後もセミナーを開催してほしい」といった記載があり、満足度の高いセミナーが実施できたものと思われます。

 今後も、胆沢平野版農業クラウドを活用して、時流に即した農業経営支援を継続して参ります。

 <セミナーの内容>

 ・管内事例紹介「地域農業を担う法人経営を目指して」(上堰前田農事組合法人より)

 ・農地中間管理機構ポイント解説((公社)岩手県農業公社農地コーディネーターより)

 ・県内事例紹介及びユーザー支援事例報告(胆沢平野版農業クラウド推進係より)

 ・胆沢平野版農業技術体系データベース・システム「FAPS-DB」の紹介と評価 

 ・お知らせ(各種資料提供、情報提供)

 

【セミナーの様子】

【講師(左から、(公社)岩手県農業公社 農地
コーディネーター 渡辺様、上堰前田農事組合法人 代表理事 高橋様】

 

(胆沢平野土地改良区作成) 

 

 

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