4月22日、胆沢平野土地改良区(及川正和理事長)主催の放水式が奥州市胆沢若柳の徳水園で開催されました。

 式では、高田昌行 東北地方整備局長、長田朋二 東北農政局次長、上田幹也 岩手県農林水産部長、藤澤敦子 岩手県企業局長、小沢昌記 奥州市長、髙橋由一 金ケ崎町長を始め、管内の農業団体の代表らが満開の桜の下で、今年の通水の安全と豊作を願って玉串を奉奠しました。

 神事の後、及川理事長は挨拶で「胆沢平野に、本格的な水田農業の始まりをつげる放水式は、胆沢ダムがもたらす絶えることのない農業用水が9,224.6haの田んぼに新たな生命力を宿すための一大イベントです。昨年は作況指数も101となり、悲願でありました県南産「ひとめぼれ」も食味ランキング特Aに返り咲くことができました。農家の方々が、真に豊かさを実感でき、喜びとともに、無事に豊穣の秋を迎えられるよう役職員一丸となって、その責務を果たす所存です。」と述べました。

 出席者は、円筒分水工から放水された水と勢いよく上がった大噴水に豊穣の秋を迎えられることを祈願していました。

 

 

【挨拶する及川理事長】

【神事の様子】

【放水された円筒分水工】

 

 

 

 

 

 

 

 

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