11月7日、都南文化会館キャラホールにおいて、一般社団法人岩手県農業会議(高前田寿幸会長)主催による『令和元年度岩手県農業委員会大会』が開催され、平賀巖 前豊沢川土地改良区理事長と阿部萬太郎 紫波東部土地改良区理事長(他2名)が農政功労者表彰を受賞しました。
この表彰は、永年にわたり農林業関係機関・団体の役員等として地域農業・農村の振興に多大な貢献をされた方を表彰するもので、両氏の受賞は、地域における農業経営基盤強化の功績が認められたものです。
会場では、県内各地から参集した農業委員や参集者約800名から、両氏に盛大な拍手が送られました。
≪受賞理由≫
◎平賀巖 前豊沢川土地改良区理事長
平賀氏は、平成15年に理事長へ就任以来、県営事業5地区を採択へ導くとともに、営農の組織化や農地集積の促進を図り、大区画化による営農コスト節減と生産性の向上に貢献した。
また、豊沢ダムの供用開始から50年が経過すると、ダム機能の維持管理を目的とした国営かんがい排水事業を導入し、農業用水の安定供給を図るとともに、小水力発電施設の新設を同時並行で進め、土地改良区の維持管理費軽減に繋げている。
◎阿部萬太郎 紫波東部土地改良区理事長
阿部氏は、水路が用排兼用で営農の効率化に大きな支障となっていた星山・犬吠森地区の事業導入に向け、県や町など関係機関への働き掛けや調整、組合員の合意形成に尽力し、平成26年の着工へ導いた。
また、地域農業の担い手である「農事組合法人星山営農生産組合」の発起人として平成22年の設立へ導くとともに、事業実施を契機に農地中間管理事業を導入し、生産組合および担い手への農地利用集積に取り組むなど地域農業の発展に貢献した。
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