11月11日、全国土地改良事業団体連合会(二階俊博会長)は、令和2年度農業農村整備事業関係当初予算の確保と、各種施策の着実な実施に向けて『農業農村整備の集い』を開催し、江藤拓農林水産大臣をはじめ104名の国会議員ほか多数の来賓御臨席のもと、全国から土地改良事業関係者1,150名が集結しました。

 開会に当たり二階会長は、「今年も前線に伴う大雨や台風の暴風雨などにより、多くの災害が発生しています。被災された多くの皆様に衷心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興、回復を目指して出来ることは全て行っていく決意をお誓い申し上げます。来年度の予算については、現在、編成作業が進められており、“闘う土地改良”は続いていく。皆様方の更なるご支援、ご協力をお願い申し上げます」と挨拶しました。

 続いて、江藤農林水産大臣は、「令和元年度の土地改良関係予算は、当初と前年度の補正を合わせて6,451億円と削減前の水準に回復してきたが、もっとアクセルを踏んで推進して行かなければなりません。そのためにも、皆様方からいっそうのご指導をいただいて農林水産省としても全力で取り組んでいきます」と祝辞を述べました。

 また、進藤金日子都道府県土地改良事業団体連合会会長会議顧問(参議院議員)は、「皆さんのおかげをもちまして、今回の参議院選挙において宮崎雅夫さんが当選し、アヒルの水かきが二つとなることができました。宮崎議員とともに一生懸命に水をかいて土地改良が少しでも前に進むよう皆様方のご指導を賜りながらしっかりと歩みを進めていきます」と祝辞を述べました。

 その後、宮崎雅夫都道府県土地改良事業団体連合会会長会議顧問(参議院議員)は、「7月の参議院選挙において、皆様から大変大きなご支援を賜わり心から御礼申し上げます。もう一つのアヒルの水かきとして、進藤議員と二人で精いっぱい土地改良推進のため働いてまいりますのでよろしくお願い申し上げます」と祝辞を述べました。

 集いでは、優良地区の事例発表として長野県いくさか地区、長崎県三会原地区が紹介された後、『令和2年度の必要な予算を確保』、『台風第19号をはじめとした、大規模災害からの復旧・復興を早急かつ加速度的に進めること』など全6項目の要請案文が全会一致で採択され、参加者一同がガンバロウを三唱し閉会しました。

 

 

【挨拶する二階全土連会長】

【祝辞を述べる江藤農林水産大臣】

【祝辞を述べる進藤顧問】

【祝辞を述べる宮崎顧問】

【岩手からの参加者(中央)】

 

 

要請書

 

 

 

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