12月20日に盛岡市民文化ホールにおいて、『令和元年度いわて農林水産躍進大会』(主催:いわて農林水産振興協議会、岩手県)が開催されました。大会では、「岩手県農林水産業表彰」、「岩手県アドプト活動モデル賞」および「岩手県農地・水環境保全向上活動モデル賞」の授与が行われ、県内各地から参集した関係者約900名から受賞者へ盛大な拍手が送られました。
岩手県農林水産業表彰
永年にわたり農林水産業に関する団体の運営や協同組織の育成又は、農林水産業の技術向上発展に尽力され顕著な功績があった平賀巖 豊沢川土地改良区前理事長ほか5名が受賞しました。
《表彰受賞者:平賀巖 豊沢川土地改良区前理事長》
平賀氏は、平成15年から令和元年までの16年間にわたり豊沢川土地改良区理事長として、ほ場整備事業の推進に尽力し水田の大区画化、汎用化により農地の集積を図るとともに、太陽光・小水力発電の導入により土地改良施設の維持管理費を軽減するなど、同土地改良区の健全運営に大きく貢献されました。
岩手県アドプト活動モデル賞
「アドプト活動」とは、農業水利施設の適切な管理に向け、施設管理者と地域・企業などが協定を締結し、協働で施設等の保全活動を行うことです。本県では平成15年度から活動展開されており、県内の模範となる優れた取組を行っている4団体が受賞しました。
受 賞 団 体 |
市 町 村 |
(実施団体) 十二丁目堰(じゅうにちょうめぜき)愛護組合 (協定団体) 豊沢川土地改良区 |
花 巻 市 |
(実施団体) 砂子(いさご)自治会 (協定団体) 猿ヶ石北部土地改良区 |
花 巻 市 |
岩手県農地・水環境保全向上活動モデル賞
「農地・水環境保全向上活動」とは、地域協同の力で農地や農業用水等の地域資源と農村環境を保全管理する取組です。本県では平成19年度から活動が展開されており、県内の模範となる優れた取組を行っている3団体が受賞しました。
受 賞 団 体 |
市 町 村 |
岩沢(いわさわ)農地・水結(ゆい)の会 |
北 上 市 |
農地・水保全管理門崎(かんざき)活動組織 |
一 関 市 |
安代(あしろ)地域多面的機能保全組織 |
八幡平市 |
このほか、会場ロビーでは『パネル展』が開催され、本会が主催した絵画および写真コンク-ル入賞作品やアドプト活動および農地・水環境保全向上活動のモデル賞受賞地区の概要が紹介されました。
前列左から
菅金夫 砂子公民館長(佐々木泉 砂子自治会代表の代理)、小田島峰雄 猿ヶ石北部土地改良区理事長
後列左から
千葉匡 岩手県多面的機能支払推進協議会会長、伊藤啓治岩手県農林水産部農村整備担当技監、三河孝司同農村計画課総括課長、千葉和彦同農村建設課総括課長
※写真左のアドプト活動モデル賞の賞状は、実施団体と協定団体が賞状の上部で握手している形が特徴です。
前列左から
阿部歳和 岩沢農地・水結の会事務局、佐々木一朗 農地・水保全管理門崎活動組織代表、畠山正徳 安代地域多面的機能保全組織会長
後列左から
千葉匡岩手県多面的機能支払推進協議会会長、小田島峰雄岩手県土地改良事業団体連合会会長、伊藤啓治岩手県農林水産部農村整備担当技監、三河孝司同農村計画課総括課長、千葉和彦同農村建設課総括課長
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