令和2年2月27日(木)、胆沢平野土地改良区において「令和元年度 農林水産省農村振興局総合職試験採用者研修」が開催されました。

 この研修会は、本省農村振興局の総合職試験採用者を対象に、担い手への農地集積・集約化、高収益作物への転換、農業水利施設の長寿命化・耐震化などの重点施策に取り組んでいる国営事業地区や先進的取組などを実践している土地改良区を研修し、農業農村整備事業の施策立案を担う職員の育成を目的に開催されているものであります。今回は、東北コース、近畿・東海コースの2コースに分かれ開催されております。

 当日は、本省農村振興局整備部柳水利第3係長、東北農政局農村振興局菊地設計課長補佐が随行し、研修生9名が来区されました。及川正和理事長からこれまでの再生基本構想の取組、今年度からの長期計画(5カ年)の説明の後、土地改良区による農村振興「水土里の皆廊」の取組、農業経営支援である「胆沢平野版農業クラウドシステム」の2点について意見交換が行われました。その中で、「担い手の年齢構成はどれぐらいか」、「水土里の皆廊の箇所選定ポイントは何か」、「クラウドシステムの他土地改良区への広がりはどうか」など多数の質問が出され、予定した2時間を大幅に超える活発な意見交換がなされました。

 本土地改良区での研修開催は、東北農政局初任者研修を含め5回目となりました。

 

(胆沢平野土地改良区作成)

 

【説明を行う及川理事長】

【質問する研修生】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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