4月22日、猿ケ石北部土地改良区は、花巻市及び同市消防団と花巻市東和町内の「百ノ沢調整池」における施設の維持管理と地域防災体制の強化を図る目的で、アドプト協定を締結しました。

 同市東和町総合支所で行われた調印式には、上田東一市長、鎌田幸也団長、小田島峰雄理事長のほか、来賓の村居拓道北上農村整備センター所長ら約10名が出席しました。

 小田島理事長は「農業用水利施設は、農業生産の役割に留まらず、生活用水や防火用水等の多面的機能を多数有している。しかし、昨今、都市化・混住化の進展や農家の高齢化に伴う農村機能の低下により、農業用施設を維持していくことが難しくなってきている。これからは、この協定などにより地域住民と一体となった管理をしていくことが必要不可欠である。」と挨拶を述べ、三者による協定書調印が行われました。

 猿ケ石北部土地改良区は、農業用施設の一部を「養子」とみなし、地域(自治会等)や企業が「里親」となって土地改良区や市町村に代わって保守管理を行うアドプト協定を、今回を含め9施設について11団体と締結しており、協働活動による新たな地域づくりの取り組みが進められております。

 

 

【挨拶する小田島理事長】

【協定書を掲げる三者。
左から小田島理事長、鎌田団長、
上田市長】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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