猿ヶ石北部土地改良区(小田島峰雄理事長)は8月27日、令和2年度施設見学会を開催しました。この見学会は、国営造成施設管理体制整備促進事業の推進活動として、地域の子供達に農業用施設の役割について学んでもらうことを目的に開催されたもので、花巻市立東和小学校4年生の児童64名が参加しました。

 開会にあたり小田島理事長が、「田瀬ダムの水が、田んぼや畑に届き、お米や野菜がつくられています。ダムや水路、田んぼがどのような役割を持っているか勉強して欲しい」と挨拶しました。

 児童らは、バスに分乗し「田瀬ダム」「中央幹線除塵機」「町井地区ほ場整備パイプライン」の施設を移動しながら見学しました。

 田瀬ダムでは、1つのゲートから1秒間に1トン以上取水できることや、稲の生育には温かい水が必要なことから水面に近い場所から取水することなどが説明されました。その後、児童は取水ゲートの開閉スイッチを入れて開閉状況を見学しました。

 また、中央幹線除塵機では、実際に機械を稼働させて水路を流れる草木やゴミが取り除かれる様子を間近で見学しました。

 最後に町井地区のほ場では、稲作にはきれいな大量の水が必要であることや、田んぼには洪水を防止する機能もあることなどが説明されました。

 児童たちは、説明を受けた後、職員に「除塵機を通り抜けたゴミはどうなるの」「空き缶は年間どの位捨てられているの」等と積極的に質問していました。

 

 

【挨拶する小田島理事長】

【ゴミが集められるところを見学】

【取水ゲートの開閉を見学】

【給水栓を開ける児童】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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