8月7日(土)、松川、岩手山麓、雫石町の3土地改良区と盛岡広域振興局農政部農村整備室は、合同で八幡平市の刈屋地区親水公園を会場に、『ふるさと水と土ふれあい学習会』を開催しました。

 この学習会は、日常生活に様々な恩恵をもたらしている農業用施設の多面的機能を理解してもらうために開催しているもので、昨年度は、新型コロナウイルス感染防止の観点から中止しましたが、今年は参加人数を100名に制限し、開催しました。

 学習会の冒頭、挨拶に立った松川土地改良区の髙橋清志理事長は、「今日は、水路を流れる水がどの様に使われているか、温水路がどのような役割を果たしているのか学んでいただきたい。学習会の後には、ニジマスのつかみ取りがあるが熱中症と怪我に十分気を付けて楽しんで欲しい。」と述べました。

 続いて、農村整備室の職員が「水のみち」と題した紙芝居形式の出前授業を行い、米作りに必要な農業用水は、「水をきれいにする・ダムのように水を貯める・周囲を涼しくする」といった役割もあることを参加者に分かりやすく説明しました。

 その後、松川土地改良区の職員が、会場を流れている温水路の役割について、クイズを交えながら説明しました。参加者は各説明者の話を通じ、多面的機能への理解を深めている様子でした。

 学習会終了後、参加者は遊歩道を散策しながら温水路の下流から上流へ移動し、親水水路で密にならないように3グループに分かれ、親子で協力し合いながらニジマスのつかみ取りを楽しんでいました。

出前授業を行う農村整備室職員

挨拶する髙橋理事長

ニジマスつかみ取り

説明に聴き入る参加者

 

 

 

 

 

 

 

 

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