9月16日、本会は「令和3年度換地計画実務研修会」を開催し、換地業務に携わる県、市町村、土地改良区の職員等24名が受講しました。本年度はコロナウィルス感染拡大防止に配慮し、Web方式による開催としました。

 研修に先立ち、本会菅野参与兼換地部長から「県内ではほ場整備の要望が数多く寄せられているが、換地技術者が不足しており、その育成が急務となっている。今回の研修が、皆さんの業務に十分活用されることを祈念する。」と挨拶しました。

 研修では、始めに本会から「法手続きと換地の手続き」と題し、基本的な業務の流れや法的根拠等を講義しました。

 東北農政局農村振興部設計課 福田 晃事業調整室長からは、「土地改良長期計画」について、背景や政策目標などについて講義いただきました。

 岩手県農林水産部農村計画課 遠藤定義主任主査からは、「調査計画の進め方について」と題し、調査段階からどのような調査・協議・審査がされているかを、農村建設課 阿部キエ主任主査からは、「換地の流れ」と題し、計画調査の段階から換地計画の決定に至るまでの流れやその留意事項について、それぞれ講義いただきました。

 最後に、本会換地担当から「換地業務の実務について」と題して、実務を踏まえた具体例を注意点を交えながら講義しました。

 換地研修では、初めてのWeb方式でしたが、今後もわかりやすい講義を心掛け実のある研修に取り組んで参ります。

 

 

【挨拶する菅野参与兼換地部長】

【東北農政局農村振興部設計課 福田事業調整室長による講義】

【岩手県農林水産部農村計画課 遠藤主任主査(左)と同農村建設課 阿部主任主査(右)による講義】

 

 

 

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