鹿妻穴堰土地改良区(髙橋隆理事長)は、9月22日、同改良区が保有する雫石町内の水源涵養林で枝打体験学習会を開催しました。
学習会には、矢巾町立徳田小学校4年生の児童約30名が参加し、水源涵養林の大切さや森林整備の必要性について学びました。
学習会の冒頭、挨拶に立った髙橋理事長は「皆さんの周りを流れている水は、森林などの豊かな自然環境によって作り出された貴重な財産です。この財産を守っていく活動として枝打ちをしてもらいます。枝打ちは、余分な枝を落として木がまっすぐに育つようにするとても大事な作業です。安全に気を配って、楽しい思い出を作ってほしいです。」と挨拶しました。
続いて、盛岡広域振興局林務部林業振興課の担当職員から、森林の役割や林業について説明があり、児童たちは、興味を持ちながら聞き入っていました。
その後、盛岡広域森林組合西部事業所山口所長から枝打ちを行う理由、方法について指導を受けた後、枝打ちを行いました。児童たちは、柄の長いノコギリでの作業に苦戦しながらも一生懸命作業していました。
枝打ち体験を終えた児童たちは、「大変だったが、森をきれいにすることができてよかった。」「森をきれいにして自然環境を守れてよかった。」と、感想を発表していました。
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