豊沢川地区国県営土地改良事業促進協議会(会長:平賀 巖 豊沢川土地改良区理事長)は10月17日、平成27年から事業着手されている「国営豊沢川農業水利事業」の工事着手を祝うとともに、工事の安全を祈願するため花巻市内のホテルで祝賀会を行ったもので、来賓並びに関係者約60名が出席しました。

 この祝賀会は、当初、工事安全祈願祭が行われた8月31日に開催される予定でしたが、台風10号の被害状況に配慮し延期されていたものです。

 祝賀会で挨拶に立った平賀 巖会長は「ダムの老朽化が進み国、県に対し早期改修を要請してきたが、採択後、調査計画がスピーディーに進められ今日を迎えることができた。これも関係各位のご尽力によるものと感謝申し上げる。今後もご指導ご協力をお願いする」と述べました。

 このほか、挨拶は農政局和賀中央農業水利事業所鎌田知也所長、国営豊沢川農業水利事業安全対策協議会菅原一生会長(菅原建設(株)代表取締役)が述べたほか、祝辞を花巻市上田東一市長、県南広域振興局北上農村整備センター鈴木協二所長が述べられました。

 祝賀会の最後には本会の及川正和会長が万歳三唱で祝賀会を締めくくりました。

 この事業は、花巻市と北上市に跨る水田4,250haに用水を供給している豊沢ダムが、造成後50年が経過し老朽化が著しく進んだため、ダム本体と取水放流施設等の改修を行い農業用水の安定的供給に資するとともに、小水力発電施設を新設し維持管理費の軽減を図ることを目的として、67億円の総事業費で平成34年度の完工を目指し本格的な工事が着工されました。

 一日も早い完工をお祈りいたします。

【祝賀会で挨拶する平賀巖協議会長】

【祝賀会で挨拶する平賀巖協議会長】

【万歳三唱をする土地連及川会長】

【万歳三唱をする土地連及川会長】

 

 

 

 

 

 

 

 

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