猿ヶ石北部土地改良区（理事長：小田島峰雄）設立60周年記念式典が11月29日、花巻市内のホテルにおいて、農林水産省東北農政局、県をはじめ、平野達男参議院議員、地元県議会・市議会議員、近隣土地改良区理事長など関係者約180名の出席のもと盛大に開催されました。
式典では小田島理事長が「当土地改良区は、昭和32年３月９日に設立。本日この式典を迎えられたことは望外の喜びである。本地域の特色ある産地づくりのために、集落営農の確立や担い手・法人への土地利用集積とともに、水稲、麦、大豆など土地利用型作物の省力・低コスト生産の実現など本地域の発展に役職員一丸となって邁進することを誓う」と式辞を述べました。
来賓を代表して達増拓也県知事（代理：紺野由夫農林水産部長）は、「貴土地改良区は、花巻市と北上市の二市にまたがる約2,500haもの水田地帯の生産力向上に大きく貢献されました。設立60周年を契機に、より盤石な運営基盤を構築され、引き続き地域を支える元気な土地改良区として、その役割を十分発揮されますよう期待いたします」と祝辞を述べました。
上田東一花巻市長は「今日の地域の発展に大きく寄与されたことは喜びに堪えません。市として、生産基盤や施設の整備による生産性や作業効率の向上に向けて、貴土地改良区をはじめ農業関係団体と連携を図りながら今後も地域農業の発展に取り組んで参ります」とお祝いの言葉を述べました。
式典の後には祝賀会が開催され、来賓として出席した及川正和本会会長は「水と土を守り、次世代に引き継ぐという使命を果たすためにも、地域の絆を大切にし、未来に向けた組織体制の強化につなげていくことをご期待申し上げます」と祝辞を述べました。
【紺野県農林水産部長の祝辞】
【式辞を述べる小田島理事長】
【上田花巻市長の祝辞】
【祝賀会でお祝いの言葉を述べる及川本会会長】
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