7月27日、盛岡広域振興局農政部農村整備室は、『盛岡広域振興局管内土地改良事業事務新任職員等研修会』を開催し、盛岡管内の市町村や土地改良区の新任職員22名が出席しました。

 開会にあたり、菅野章 盛岡広域振興局農政部農村整備室主幹兼管理用地課長が「土地改良事業に従事する若い世代が集まる機会が少なくなっている。今回の研修会を通して、土地改良の基本を覚えながら、横の繋がりを築くことで、新しい広がりが生まれると考えている。ここでの出会いが10年、20年と続くことを願う。」と挨拶しました。

 研修では、菅野主幹が『いわての農業農村整備の概要』と題し、岩手県の農業の現状と課題に対し、県が重点的に行っている施策等の内容について講義を行いました。続いて、及川巧 県庁農林水産部農村計画課主事が 『土地改良法の概要について』と題し、土地改良法の目的や性格、法的な位置づけについて解説しました。最後に、菅野主幹が『土地改良区について』と題し、土地改良区の運営について、定款・規約の内容から賦課金の徴収・帳簿体系まで、事務職員が習得すべき事項を講義しました。

 このほか、自己紹介やNN紙芝居の上演も行われ、受講者らは終始和やかな雰囲気の中、真剣な面持ちで聴講していました。

 この研修会は、今年度4回開催される予定で、次回は9月中旬に行われます。

挨拶する菅野主幹

及川主事による土地改良法の説明

聴講する受講者

 

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