8月5日(土)、松川(遠藤實光理事長)・岩手山麓(井上良一理事長)・雫石町(大宮惇幸理事長)の3土地改良区と盛岡広域振興局農政部農村整備室は、合同で八幡平市松尾寄木の刈屋地区親水公園において、『ふるさと水と土ふれあい学習会』を開催しました。

   この催しは、農業用施設がもつ多面的機能が我々の日常生活において様々な恩恵をもたらしていることについて、3土地改良区と岩手県が連携し工夫を凝らしながら毎年開催しているもので、今年も県内外から夏休み中の小学生とその父母ら約300名が参加しました。

   開会にあたり遠藤理事長が、「本日は朝早くから、多数参加いただき感謝申し上げる。この学習会を通じて、我々が日頃飲んでいる綺麗な水がいかに貴重で大事なものなのか、毎日食べているお米などの農作物がどのようにして作られているかを学んでいただきたい。また、恒例となった魚のつかみ取りや釣り大会も怪我に気を付けながら楽しんで欲しい。」と挨拶しました。

   学習会では、盛岡広域振興局農政部農村整備室が「水のみち」と題した紙芝居形式の出前授業を開催して、農地や農業用施設が果たしている役割や、全ての生物の源である水を大切に使用しなければならないことをPRしました。

   続いて、松川土地改良区より「温水路について」と題し、松川の水温を多くの落差工によって、約3℃上げてから田んぼに水を引き、稲の生育を助けて良質な米作りに貢献していることや、温水路の末端部に設けた水力発電によって、電気代を節約していることなどをパンフレットで解り易く説明しました。

   その後、参加者らは自然を満喫しながら温水路下流から上流に向かって歩き、ニジマスを捕まえたりイワナを釣って、夏休みのひとときを楽しみました。

 

【挨拶する遠藤理事長】

【水の大切さを説明する 盛岡農村整備室職員】

【温水路の機能を説明する松川土地改良区職員】

【ニジマスをつかまえたぞ!】

【イワナ釣れた!】

 

 

▼▼▼PDF版はこちらから▼▼▼

https://www.iwatochi.com/main/06/osirase/osirase631.pdf