副会長の星さんです。
生き物調査の前に、周辺の草を刈って子供達が歩きやすいようにしています。気配りですね。

高橋会長さんのあいさつです。
「雨が心配されましたが、日頃の行いが良いのか、午前中は大丈夫です。
 今日は、鬼柳にすむ生き物をみんなで勉強しましょう。珍しいものを発見できるかもしれません。」

「鬼柳の川を考える会」の小原先生が調査の手順や、注意して欲しいことを説明します。
子供たちは、早く調査したいようで、ソワソワ落ち着かない様子。
でも小原先生の本職は、小学校の先生なので、あやす?のも上手です。
いよいよ生き物調査の開始です。最初は、鹿島舘のビオトープです。どんな生き物がすんでいるかな。
子供たちの目は輝き、何がすんでいるのか、興味津々。網を持って、はしゃいでいます。
お母さんも積極的に参加しています。
身近な生き物が住める環境を大人が知ることは重要です。
お母さん曰く「地元にこんなところがあるなんて知らなかったわ」とのこと。

採った生き物のレクチャーです。
「これは、マツモムシで、口の針で刺されるととても痛いので不用意にさわらないで。」「これはミズカマキリ、この長いしっぽを水面に出して枯れ枝のようにしてエサを待ちます。」
子供たちは、「この長いしっぽで刺すんじゃないのー」と感心していました。
本日のゲストの登場。今朝早く、ヤゴからトンボになったギンヤンマです。薄曇りの天気で湿度が高いため、羽が乾かず、飛び立てません。この様子を見た子供たちは、「ガンバレ、ガンバレ」とギンヤンマに声援を送りました。シーズンには、オニヤンマ、ギンヤンマがたくさん飛び交います。
今日取れたニホンアマガエルとシュレーゲルアオガエルです。その他トウキョウダルマガエル、ツチガエルなどたくさんの生き物の生息が確認できました。
今日採れた生き物のお勉強です。
自分で捕まえた物なので子供たちは真剣に聞いています。「ツチガエルはオタマジャクシの状態で冬を越します。だから冬の間、水のある水路や池がないとその場所からいなくなってしまうよ。」
子供たちはうなずきながら感心した様子です。

夏にも、また調査を行います。
夏にはもっと、たくさんの種類の生き物を捕まえることができると思います。

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生き物調査 その1