小山田第2地区資源保全向上活動計画
第1 協定の対象となる資源の範囲
位 置 岩手県 花巻市 東和町 前田  別紙様式1「位置図」のとおり
農用地 草地  別紙様式1「位置図」に示す範囲
上段( )書きは別紙様式2に示す対象農用地面積
(35.3 ha)35.3 ha ( ha)
ha
( ha)
ha
(35.3 ha)35.3 ha
農業用施設 用水路
(開水路)
用水路
(パイプライン)
排水路 ため池 農道          
5,660 m   4,120 m 箇所 2,540 m           
第2 実施計画
(1)地域の目指すべき方向
小山田地域は、里地里山の田園風景が広がる純農村地帯である。淡水魚をはじめとする多種
多様な生物が生息し、豊かな水辺環境、自然環境、農村景観さらには伝統的風習などの貴重な
資源が存在している。
しかし、農業や農村環境をとりまく情勢の変化により、これら資源の保全のあり方が課題となって
おり、地域の活動体制を強化していくことが急務となっている。
このためにも、地域住民、関係団体等が一体となった農地の適正管理や農業用施設の保全活動
を進め、地域資源の保全活動を一層推進し、大切な資源を次世代に継承していく。
活動の区分 活動の概要 活動の項目
基礎部分 ・各施設の点検を実施し、それらを基に共同作業計画を策定する。
・用排水路の草刈り及び泥上げを行う。
・農道への砂利の補充を行い、草刈り及び泥上げを行う。
別紙様式3「活動指針チェック表」(基礎部分)のとおり
誘導部分 農地・水
向上活動
・機能診断を実施し、年度活動計画を策定する。
・機能診断に基づき、簡易な補修や管理活動を実施する。
・洪水後の見回りを実施する。
別紙様式3「活動指針チェック表」(農地・水向上活動)のとおり
農村環境
向上活動
〔テーマ:景観形成・生活環境保全〕 
・地域住民との共同活動を通じ関心を持ってもらい交流活動を実施する
・花壇の設置や、景観植物の植栽を行い適正に管理する。
・地域住民と連携し、地域の景観形成のため不法投棄防止の巡回を実施する。                        ・地域住民と連携し周辺施設のゴミ拾いを定期的に行う。
別紙様式3「活動指針チェック表」(農村環境向上活動)のとおり
(2)活動の概要
第3 構成員の役割分担
構 成 員 主    な    役    割
農   家 ・点検・機能診断を行う。
・農地・農業用施設の維持保全活動を行う。
・はさ掛け等の伝統農法を実践し、農村特有の景観形成を図る。
小山田第3行政区 ・点検・機能診断を行う。
・水路・農道の保全活動に参画する。
・生活環境阻害要因の軽減・除外活動を行う。
・花壇の設置や景観植物の植栽を行う。  
小山田第3行政区自治会 ・点検・機能診断を行う。
・水路・農道の保全活動に参画する。
・生活環境阻害要因の軽減・除外活動を行う。
・花壇の設置や景観植物の植栽を行う。
小山田第2地区
維持管理組合
・点検・機能診断を行う。
・農地・農業用施設の維持保全活動を行う。
・はさ掛け等の伝統農法を実践し、農村特有の景観形成を図る。
小山田地区教育振興
運動実践協議会
・生活環境阻害要因の軽減・除外活動を行う。
・花壇の設置や景観植物の植栽を行う。
・活動組織の事務会計を行う。
JAいわて花巻 ・減農薬・減化学肥料等の営農指導を行なう。
前田農家組合 ・点検・機能診断を行う。
・農地・農業用施設の維持保全活動を行う。
・はさ掛け等の伝統農法を実践し、農村特有の景観形成を図る。
水土里ネット猿ヶ石北部 ・点検・機能診断、各種計画策定を行う。
第4 資金計画
・交付金の使途
地域協議会からの交付金
1540
千円は、下表のとおり支出する。
項  目 交付金の使途の内容(項目) 金  額
 基礎部分の活動に要する経費 ・消耗品代 (草刈機刃等)
・燃料代  (混合油等)
・資材購入 (砂利等)
230 千円 
誘導部分 農地・水向上活動      に要する経費 ・消耗品代 (フィルム、文具等)
・燃料代  (軽油・ガソリン等)
・資材購入 (フリューム、モルタル、コーキング材等)
・弁当代
・茶菓子代 
1,000 千円 
農村環境向上活動      に要する経費 ・消耗品代 (フィルム、文具等)
・燃料代 (軽油、ガソリン等)
・資材購入 (花苗、手袋、ゴミ袋等)
・弁当代
・茶菓子代
240 千円 
 活動組織の管理運営
 に要する経費
・消耗品代 (文具、用紙、印刷代等) 70 千円 
計  1,540 千円 
第5 添付書面
・位置図(第1関係) − 別紙様式1
・対象農用地面積(第1関係) − 別紙様式2
・活動指針チェック表(第2関係) − 別紙様式3