本会は、8月8日、東北電力岩手支店に対し、農事用電力メニューの継続と料金の据え置きについて要請を行いました。 (添付の要請書参照)

 本会田山専務理事が東北電力岩手支店 田中篤 生活提案部長に「コメの生産調整が国の主導ではなくなり、産地間競争が激しくなる中で、電力料金が上がることは農業者への大きな負担となる。」と要請の趣旨を説明しました。

 要請に対し、田中部長からは、「現在、特別に安価な電力料金を設定しているのは公衆街路灯と農事用電力のみとなっている。電力自由化に伴う経過措置は平成32年3月末までとしているが、その期限及び農事用電力料金をどうするかについて経済産業省で議論されていると聞いており、その動向を注視している状況。国の方針が決まれば、それを受けて当社でも判断することになる。要請の趣旨については十分理解したので、支店長にも伝える。」とのコメントをいただきました。

 なお、農事用電力の料金据え置きについては、東北・北海道土地連連絡協議会から東北電力本店に対して要請を行っており、本会としても今後も県選出国会議員等へ要請する予定としています。

 

【東北電力岩手支店田中生活提案部長(左から2人目)に要請書を手渡す本会田山専務理事(右から2人目)】

 

 

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