胆沢平野土地改良区では、令和元年7月26日より、「水土里の皆廊(みどりのかいろう)」を開始しました。

 この取り組みは、土地改良事業により生み出された農業水利施設や水利歴史遺産のほか農村景観や産直等を活用し、地域の方々を主体として取り組むもので、土地改良区による農村振興を目的とし、農林水産省指導の下、実施するものです。

 水土里に囲まれた胆沢平野の地で、土地改良により生み出されたまま点在していた地域の「財産」を線で結び、地域の方々との連携により面としてのネットワークを構築して新たな地域活性化の形を生み出そうという試みです。田園風景を囲むように巡るルートを回廊に見立て、地域の皆様方の参画を意味する表現として「皆廊(かいろう)」としています。

 皆廊のコースは①円筒分水工、②胆沢平野開拓の祖である寿庵の事績を偲ばせる「寿安堰」、③奥州湖展望台(胆沢ダム)、④水利歴史遺産「葦名堰」、⑤産直あじさい、⑥田園茶房ほたるの宿 の6箇所を巡るもので、スタンプラリーも実施し、子供から大人まで楽しめる企画としております。

(胆沢平野土地改良区作成)

 

 

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