5月1日、鹿妻穴堰土地改良区(髙橋隆 理事長)主催の鹿妻穴堰通水安全祈願神事が盛岡市太田の鹿妻穴堰頭首工で開催されました。

 神事には、東北農政局北上土地改良調査管理事務所 佐藤昭彦 次長、岩手県盛岡広域振興局 宮野孝志 局長、岩手県農林水産部農村計画課 多田繁 総括課長をはじめ、市町代表、アドプト活動実施団体、関係諸団体代表者など通水の安全と豊穣を願って玉串を奉奠しました。

 髙橋理事長は、「頭首工の下流に約40年前に太田小学校PTAの皆さんが植樹した通称100年桜が今まさに満開です。鹿妻穴堰も春の季節がやってきました。約420年前鎌津田甚六によって通水し、先人の偉業と先輩たちの努力によって、この豊かな雫石川の水が管内に流れ、盛岡南部は東北でも有数の穀倉地帯になっております。昨年は台風10号、一昨年は御所ダム始まって以来の渇水、平成25年には豪雨による大災害。近年、水の災害、そして水不足が叫ばれておりますが、国営事業を過去2回実施したこの施設で安全に通水し秋には、豊穣の秋を迎えたい。」と挨拶を述べました。

 参加者は、頭首工から力強く流れる水の音を聞きながら、今年一年災害がなく、安全に豊穣の秋を迎えられることを祈願していました。

 

【挨拶をする髙橋理事長】

【挨拶をする髙橋理事長】

【神事の様子】

【神事の様子】

【頭首工から力強く流れいく鹿妻穴堰】

【頭首工から力強く流れいく鹿妻穴堰】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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