9月25日、鹿妻穴堰土地改良区(髙橋隆理事長)が所有する雫石町内の水源涵養林において、同土地改良区主催の枝打体験学習会が開催されました。

 この学習会は、「県民参加の森林づくり促進事業」を活用して実施されたもので、矢巾町立徳田小学校4年生の児童27名が参加し、水源涵養林の大切さや森林整備の必要性について学びました。

 学習会の冒頭、髙橋理事長が「この森林から流れた水が御所ダムや頭首工を通って、小学校の周りにある水田に流れている。そのことを理解しながら体験してほしい。立派な木を育てるうえで枝打ちはとても大切な作業なので、安全に気を配って、山の大切さを学んでほしい。」と挨拶しました。

 続いて、盛岡広域振興局林務部林業振興課の担当職員から、森林の役割や林業について説明があり、児童たちは、興味を持ちながら聞き入っていました。

 その後、盛岡広域森林組合の担当職員から枝打ちを行う理由や方法について指導を受けた後、枝打ちを行いました。児童たちは、柄の長いノコギリでの作業に苦戦しながらも一生懸命枝打ち作業をしていました。

 枝打体験を終えた児童たちは、「普段できないことを体験できてよかった。」「森林の役割についてよくわかった。」などと、感想を発表しました。

 

【挨拶する髙橋理事長】

【枝打ちをする児童】

【感想を発表する児童】

【記念撮影】

 

 

▼▼▼PDF版はこちらから▼▼▼

https://www.iwatochi.com/main/06/osirase/osirase1167.pdf