6月11日から12日の2日間、本会は「令和7年度換地計画実務研修会」を、本会会議室で開催し、換地業務に携わる県、市町村、土地改良区の職員約60名が受講しました。
研修に先立ち、本会 菅野章 参与兼換地部長から「例年1日限りの研修でありましたが、換地士育成の研修会も開催して欲しいとの要望があり、若手換地士の育成も急務であることから2日目を換地士育成研修としました。ほ場整備事業については調査から完了まで20年近く要し、工期の長期化が課題でありますが、新聞報道にもありますように通常とは別枠の予算を確保するとのこと。これまでよりも整備が早く進むことを期待している。農政は変化の時を迎えており、それに対応し換地も変わっていく。今まで通りの換地では情勢に合わなくなっている。今回の研修を業務に役立てて頂きたい。」と挨拶しました。初日の研修では、始めに本会 菅野章 参与兼換地部長から「農業農村整備を巡る状況について」と題し、食料・農業・農村基本法の改正やそれに伴う土地改良法の改正、地域計画の策定などについて講義しました。
本会換地部換地課 舘澤克美 課長補佐からは「換地業務の実務について」と題し、換地業務の一連の流れについてポイントを講義しました。
盛岡地方法務局登記部門 熊谷よしこ 表示登記専門官からは「相続登記の義務化」と題し、相続登記義務化の背景やこれまでの取組み、新たな制度などを講義しました。
岩手県県北広域振興局農政部農村整備室 今野徹 技術主幹兼農村計画課長からは、「ほ場整備実施地区における所有者不明土地管理制度を活用した未相続土地解決事例」と題し、相続放棄の近年の動向や、相続放棄土地を所有者不明土地管理制度を活用して具体例を紹介した。処理にあたっての留意点等を時系列に示して講義しました。
岩手県農林水産部農村計画課 青山滋伸 主任主査からは、「農業農村整備事業の調査計画の進め方について」と題し、地元要望からの工程について具体的なほ場整備事業の流れ・スケジュールについて講義し、農村建設課 柳生司 主任行政専門員からは、「換地業務の流れ・事前確認事項等について」と題し、換地業務着手時の事前確認の注意点、懸案事項処理の例と対応方法、換地のよくある質問(Q&A)について、講義し初日の研修を終えました。
2日目は「土地改良換地士試験対策」と題して、本会換地部換地課 森龍太郎 主任(土地改良換地士)から、試験の概要、試験に必要な用具、合格基準、関係する法令や具体的な計算問題の解き方、相続の考え方等について3時間に渡り講義しました。
2日間の研修では、活発な質疑があるなど、受講者は真剣な面持ちで受講していました。

【本会 菅野参与兼換地部長】

【本会換地課 舘澤課長補佐】

【盛岡地方法務局 熊谷表示登記専門官】

【岩手県県北広域振興局 農政部農村整備室 今野技術主幹兼農村計画課長】

【岩手県農林水産部農村建設課 青山主任主査】

【岩手県農林水産部農村計画課 柳生主任行政専門員】

【本会換地課 森主任】

【会場受講風景】
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