8月6日(土)、松川、岩手山麓、雫石町の3土地改良区と盛岡広域振興局農政部農村整備室は合同で、八幡平市の刈屋地区親水公園を会場に『ふるさと水と土ふれあい学習会』を開催しました。

 この学習会は、日常生活に様々な恩恵をもたらしている農業用施設の多面的機能を理解してもらうために開催しているもので、新型コロナウイルス感染防止の観点から昨年度に引続き、参加人数を100名に制限し、開催しました。

 冒頭、挨拶に立った松川土地改良区の小野寺千誠副理事長は、「今日は、岩手山麓土地改良区で管理している円筒分水工とはどのようなものか、そしてどのような役割を果たしているのか学んでいただきたい。学習会の後には、イワナのつかみ取りがあるが怪我に十分気を付けて楽しんで欲しい。」と述べました。

 続いて、農村整備室職員が「岩洞ダム建設に懸けた者たち」と題した農業農村紙芝居の動画で出前授業を行い、岩洞ダムを建設することとなった経緯、建設に係わった人たちの頑張りを分かりやすく説明しました。

 その後 、岩手山麓土地改良区の職員が、土地改良区が管理している円筒分水工について、岩洞ダムから流れてくる水を調整することなく北部主幹線用水路に30%、南部主幹線用水路に70%で農業用水として流すことができることやその仕組みについて説明を行い、参加者たちは普段見ることの無い円筒分水工への理解を深めている様子でした。

 学習会終了後、参加者は遊歩道を散策しながら温水路を下流から上流へ移動し、密にならないように3グループに分かれ、親水水路にて親子で協力し合いながらイワナのつかみ取りを楽しんでいました。

 

【挨拶する松川土地改良区小野寺副理事長】

【円筒分水工の説明する改良区職員】

【説明に聴き入る参加者】

【イワナのつかみ取り】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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