8月9日(火)・10日(水)、県農林水産部が主催する政策提案型調査研究コンテスト「Wild Cup 2022」が開催され、本会の「純ちゃんズでミドローン」チームが提案発表した「ドローンと水土里情報システムの融合による農業農村のデジタルツイン(えーのう)の構築」が、45プレゼン中、栄えある優勝に輝きました。
このコンテスト「Wild Cup」は、県農林水産部が、部職員等を対象に、従来にない野心的(=新しく大胆)政策立案に向けた調査・研究を通じ、農林水産業の活性化等を図る目的で平成28年度から開催しているもので、今年度から新たに「関係団体部門」が設けられたことから、本会も職員6名でチームを結成し出場しました。
水管理や生育管理の遠隔化とともに、都市空間では一般的になりつつあるデジタルツインを農村空間でも構築し、一歩先行くスマート農業の実現ができたら面白いのでは、というアイディアを基に、営農の省力化・効率化などの課題を解決しつつ、若者など新規就農者にも受け入れやすい農業を目指すことを提案しました。
実際にある地域を3D空間で再現したデジタルツインのサンプルを作成し、活用方法を動画で説明したほか、現実空間におけるスマート農業の展開に向けて、農機の自動走行に適したほ場整備の設計や、農機の精密な走行に必要なGNSS基地局整備も提案しました。(プレゼン資料は、別紙参照)
8月31日(水)に、県庁で表彰式が行われ、藤代農林水産部長から賞状と優勝カップが授与された後、部長室にて記念撮影が行われました。
県ではこの提案を施策に反映していくことを検討するものと伺っており、本会としてもその実現に向け引き続き尽力して参ります。
【プレゼン資料】33_ドローンと水土里情報システムの融合による農業農村のデジタルツイン(えーのう)の構築
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