4月22日、胆沢平野土地改良区(千田公喜理事長)主催の放水式が、奥州市胆沢若柳の徳水園で開催されました。
式では、兼平正樹 東北農政局北上土地改良調査管理事務所所長、小田桐淳司 東北地方整備局北上川ダム統合管理事務所事務所長、小島純 岩手県県南広域振興局長、倉成淳 奥州市長、髙橋寛寿 金ケ崎町長をはじめ、管内の農業団体の代表らが、今年の通水の安全と豊作を願って玉串を奉奠しました。
千田理事長は、「今年度は胆沢ダムが供給開始してから10年の節目の年。引き続き土地改良区最大の使命である“農業用水の安定供給”をしっかりと果たしていく。ダム積雪量が例年より少なく、心配していたが、代掻き期までの貯水量は問題ないと聞いている。また、夏季降水量によってはダム貯水量が50%を切ることも想定されるようだが、情報共有しながら安定供給に努める。」と挨拶しました。
参加者は、円筒分水工から放水された水と勢いよく上がった大噴水を前に、豊穣の秋を迎えられることを祈願していました。

【挨拶する千田理事長】

【円筒分水工から上がる噴水】

【神事の様子】
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