8月2日(土)、松川、岩手山麓及び雫石町の3土地改良区は、合同で八幡平市の刈屋地区親水公園(松川温水路)を会場に『ふるさと水と土ふれあい学習会』を開催しました。

 この学習会は、日常生活に様々な恩恵をもたらしている農業用施設の多面的機能を理解してもらうために毎年開催されているもので、小学生以下の子供とその保護者約150名が参加しました。

 学習会の冒頭、松川土地改良区の工藤勝博理事長は「温水路の歴史など普段とは違う環境で学習できるのは良いことだと思う。今年は昨年よりも暑いので、体調管理や熱中症には十分気を付けて、この学習会がふるさとの良さを感じる機会となり、夏休みの良い思い出になることを祈念する。」と挨拶しました。

 続いて、岩手山麓土地改良区職員が岩洞用水路の流れと円筒分水工の役割について水路の水温や水量に関するクイズを交えながら、参加者にわかりやすく説明をしました。

 参加者は、円筒分水工の建設費用や松川温水路の上流と下流の温度差について質問するなど、農業・農村の持つ多面的機能への理解を深めている様子でした。

 参加者は自然に囲まれた遊歩道で水辺の生物を観察しながら温水路の上流へ移動し、親水水路に入って水遊びを楽しんだほか、放流されたニジマスのつかみ取りでは、親子で協力しながら楽しむ姿が見られました。

 

【挨拶する工藤勝博理事長】

【土地改良区職員が説明する様子】

【説明に聞き入る参加者】

【ニジマスつかみ取り】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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