10月15日、第47回全国土地改良大会佐賀大会が『水を利して土を活かす さがで語ろう郷里(さと)の未来』をテーマに、佐賀県佐賀市で開催され、笹川博義農林水産副大臣(当時)ほかを来賓に迎え全国の水土里ネット関係者約4,200人が参加しました。開会に先立ち行われたオープニングセレモニーでは、佐賀県紹介映像の上映と篠笛奏者 佐藤和哉氏の圧巻の演奏により、華やかに大会の幕が開かれました。
開催にあたり、主催者の全国土地改良事業団体連合会 二階俊博会長が、「この佐賀の地では広大な農地を築き上げ、現代では米と麦の二毛作が全国第1位の耕地利用率を誇り我が国有数の穀倉地帯となっている。本日ここに集う皆様とともに土地改良が築き上げてきた、水・土・里の重要性を再確認をするとともに、しっかりと次世代へと引き続いていくことを誓い合いたい。」と挨拶を述べました。
また、来賓の農林水産副大臣が「佐賀県は全国有数のほ場整備率、担い手への集積率で効率的な土地利用型農業を展開し、地域の特性に応じた多彩な農畜産業を行っている。土地改良がこうした食料生産や豊かな国土づくりに全国各地で貢献してきたことを改めて申し上げたい。また本年3月には土地改良法を改正し、9月には新たな土地改良長期計画を策定した。これらの計画に基づき、農地の大区画化や農業水利施設の整備、保全等に集中的かつ計画的に進めいくため、必要な予算確保に向け全力で取り組んでいく。」と祝辞を述べました。
式典では、長年にわたり土地改良事業に尽力された方々の功績を讃える表彰式が行われ、本県からは髙橋昭貴氏(西和賀土地改良区理事長)が農林水産省農村振興局長表彰を、佐藤育郎氏(前一関東部土地改良区理事長)が全国土地改良事業団体連合会長表彰を受賞しました。
式典の最後には、次期開催県である奈良県へ大会旗が引継がれました。
また、事業視察では、本会役員らが『川上頭首工』、『白石平野揚水機場』、『焼米ため池』を視察しました。
令和9年度には第49回全国土地改良大会岩手大会を開催いたします。
岩手大会に係る情報につきましては随時お知らせしてまいりますので、県内関係者皆様の御支援、御協力をよろしくお願いいたします。

【式典会場で集合写真】

【式典会場全体の様子】

【挨拶する二階会長】

【祝辞を述べる笹川農林水産副大臣】

【川上頭首工 施設全景】

【川上頭首工 説明を聞く参加者】

【白石平野揚水機場 施設全景】

【白石平野揚水機場 説明を聞く参加者】

【焼米ため池にて説明を聞く参加者】
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