11月20日、全国土地改良事業団体連合会(二階俊博会長)は、令和3年度農業農村整備事業関係当初予算の確保と、各種施策の着実な実施に向けて『農業農村整備の集い』を開催し、野上浩太郎農林水産大臣をはじめ39名の国会議員ほか来賓臨席のもと、全国から土地改良事業関係者約500名が集結しました。

 開会に当たり二階会長は、「令和2年7月豪雨や台風による暴風雨により、多くの災害が発生しています。ご冥福をお祈りするとともに衷心よりお見舞い申し上げます。皆様方には、復旧・復興の先頭に立って頂いていることに対して敬意を表しますとともに、今後も災害からの復旧・復興を全力で進めていきます。来年度の予算編成についても一致団結して闘っていきましょう」と挨拶しました。

 野上農林水産大臣は、「農林水産業の成長産業化と地域の活性化を更に進め、食料安全保障の強化、食料自給率の向上を実現するためにも、農地や農業水利施設など生産基盤の整備が不可欠です。令和2年度予算は当初と前年度補正を合わせて6,515億円を確保しております。皆様の御支援にお礼を申し上げますとともに、今後ともあらゆる機会をとらえて必要な予算の確保に全力で取り組んでいきます」と祝辞を述べました。

 また、進藤金日子都道府県土地改良事業団体連合会会長会議顧問(参議院議員)は、「予算については、当初予算、補正予算、更には緊急対策の三つがあり、引き続きその確保に向け、皆様の要請活動をお願い申し上げます。昨年の参議院選挙で当選した宮崎雅夫議員とともに、ため池工事措置法の成立に尽力いたしました。今後とも、二人で力を合せがんばって参ります」と祝辞を述べました。

 その後、宮崎雅夫都道府県土地改良事業団体連合会会長会議顧問(参議院議員)は、「今年は7月豪雨をはじめ災害が多発しており、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。私の国政での活動も二年目を迎え、進藤議員と二人で力を合わせて、二階会長始め皆様方のご指導、ご支援を賜りながら土地改良の推進に全力を尽くして参ります」と祝辞を述べました。

 集いでは、優良事例として都道府県水土里ネット女性の会設立状況と、全国水土里ネット女性の会の活動方針が紹介されました。また、『令和3年度の必要な予算を確保』、『大規模災害からの復旧・復興を早急に進めること』、『農業競争力強化のため、農地集積・集約化等を一層推進すること』など全12項目の要請案文が全会一致で採択され、国に対し強く要請することが決議されました。

 

【挨拶する二階全土連会長】

【祝辞を述べる野上農林水産大臣】

【祝辞を述べる進藤顧問】

【祝辞を述べる宮崎顧問】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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