本会では、令和3年度新人研修として、初夏の青空のもと、農事組合法人「農の未来 武道(ぶどう)」の皆様からご指導をいただき、農業体験を行いました。

 本研修は、農業を実際に体験することで、ほ場整備の重要性を深く理解するとともに、農家のニーズを読み取り、計画・設計の質を高めることを目的としています。

 農業体験は、本会の新人6人が、盛岡市玉山の「農業競争力強化基盤整備事業武道地区」のほ場整備を実施した水田で、田植え作業の体験をさせていただきました。

 現地での作業は、田植え機への苗渡しや苗箱の洗浄等の他、実際に田植え機の運転もさせていただきました。

 事業を実施した水田は、道路と水田の高低差が小さく、スムーズに苗渡し作業を行えました。また、耕作道は道幅が広いため、軽トラックと田植え機のすれ違いがしやすく、水田間の移動が効率的にできました。

 今回の研修を通して、ほ場整備事業を行ったほ場では、いかに農作業がし易くなるかを身をもって体験することができました。また、GPS付の田植え機の運転も体験することができ、これからのスマート農業に対応した計画・設計等の業務に生かすことができる経験となりました。

 最後に、農事組合法人「農の未来 武道」の皆様、農繁期に大変丁寧なご指導をいただき誠にありがとうございました。おかげさまで貴重な体験ができ、有意義な研修となりました。心から御礼申し上げます。

 

【水田での苗渡し作業】

【 GPS付田植え機の運転
手を放してもまっすぐ進みます】

【「農の未来 武道」の皆様と農作業】

【初めての田植え機の運転】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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