本会は、「令和3年度換地委員等実務研修会」を11月4日(盛岡市総合アリーナ)、11月5日(本会会議室)において2日間開催し、換地委員や事業推進委員など約70名が受講しました。今年度も新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、日帰りの研修日程としましたが、受講者が会場の定員を超えたため2日間に分けての開催となりました。

 研修に先立ち、本会菅野章参与兼換地部長が「農業を取り巻く状況は、農業従事者の高齢化によるリタイアや、農業就業人口そのものの減少により、担い手への農地集積による効率化・高収益化が急務となっており、これを達成する最も効果的な方法がほ場整備と云われている。本研修会が、少しでも換地業務の円滑な推進の役に立てれば幸いである。」と挨拶しました。

 始めに「換地業務について」と題して、本会後藤仁換地部換地課主査が、換地業務の全体的な流れを説明し、換地の原則や留意点について講義しました。

 続いて「換地委員の役割について」と題して、本会菅野参与兼換地部長が、ほ場整備の目的や効果、事業採択に向けた流れについて説明し、換地委員の具体的な役割や心得などを講義しました。

「換地のよくある質問」と題した講義では、岩手県農林水産部農村建設課阿部キエ主任主査が、換地の実務に際してよくある質問について実例を踏まえて説明し、参加者は積極的に質問するなど理解を深めていました。

 また、「意見交換」では、換地に関する様々な質問や意見が活発に交わされ、受講者は講師の説明を真剣な面持ちで聞いて見識を深めていました。

 

【説明する菅野参与兼換地部長】

【質問に答える阿部主任主査】

【講師に質問する参加者】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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