4月25日、照井土地改良区(小野寺道雄 理事長)主催の『安全通水祈願祭』が一関市厳美町の照井水神前で開催されました。

 神事では、県 多田繁農村計画課総括課長をはじめ一関市と平泉町、管内の農業団体の代表及び土地改良区関係者が、穏やかな風が桜の花を揺らし、鶯の声が響き渡る中で、今年の通水の安全と豊穣を願って玉串を奉奠しました。

 神事の後、小野寺理事長は、「ここに祀られている照井太郎高春の御前で、通水の安全と五穀豊穣を祈り、先人の御世に尊崇の念を抱くと共に、この生きた農業遺産を大切に維持管理しながら、後世に継承していく。」と挨拶を述べました。

 その後、岩手県農林水産部長の祝辞を多田農村計画課総括課長が、「昨年11月に世界かんがい施設遺産に登録された照井堰用水を流れる命の水が、約半年間の堰き止めから勢い良く放たれ、水田を潤すこの時期は農家の皆さんはもとより、農政に携わる私たちに取りましても待ち望んだ季節の到来です。穏やかな気象条件の中で農業水利施設が安全かつ安定的に運用され、実り豊かな秋を迎えられることを祈念します。」と代読しました。

 参加者は、暖かな春の日差しの下で、豊穣の秋を迎えられるように祈願していました。

 

神事の様子

神事の様子

挨拶する小野寺理事長

挨拶する小野寺理事長

祝辞を述べる多田農村計画課総括課長

祝辞を述べる多田農村計画課総括課長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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