12月22日、岩手県民会館において、『令和4年度いわて農林水産躍進大会』が開催されました。大会では、「岩手県農林水産業表彰」、「いわて農林水産振興協議会会長表彰」、「いわて中山間賞」、「岩手県農地・水環境保全向上活動モデル賞」及び「岩手県アドプト活動モデル賞」の授与が行われ、県内各地から参集した関係者約400名から受賞者へ盛大な拍手が送られました。

 

岩手県農林水産業表彰

 永年にわたり農林水産業に関する団体の運営や協同組織の育成又は農林水産業の技術向上発展に尽力され顕著な功績があった方を表彰するもので、髙橋勘一 山王海土地改良区前理事長ほか5名が受賞しました。

《髙橋 勘一 山王海土地改良区前理事長の功績概要》

 髙橋氏は、平成10年から山王海土地改良区理事、平成22年からは理事長として土地改良区の安定的な運営のほか、ほ場整備事業の円滑な推進などに尽力した。平成23年からの4年間は岩手県土地改良事業団体連合会理事として、同会の運営にも尽力した。

 このほか、水稲種子・もち種子生産部会をJAいわて中央に立ち上げ、県内有数のもち米生産地を誕生させるなど、地域農業の振興と発展に大きく貢献した。

 

岩手県農地・水環境保全向上活動モデル賞

 「農地・水環境保全向上活動」とは、地域共同の力で農地や農業用水等の地域資源と農村環境を保全管理する取組で、本県では平成19年度から活動が展開されており、県内の模範となる優れた取組を行っている2団体が受賞しました。

受  賞  団  体
赤沢(あかざわ)3区環境を守る会(紫波町)
山根(さんね)農地・水・環境保全向上対策推進協議会(九戸村)

 

岩手県アドプト活動モデル賞

  「アドプト活動」とは、農業水利施設の適切な管理に向け、施設管理者と地域・企業などが協定を締結し、協働で施設等の保全活動を行う取組で、本県では平成15年度から活動が展開されており、県内の模範となる優れた取組を行っている4団体が受賞しました。

受 賞 団 体
実施団体 協定団体
株式会社平野組(一関市) 照井土地改良区
花巻機械金属工業団地協同組合(花巻市) 豊沢川土地改良区

 

【左から2番目が髙橋前理事長】

【左から:佐々木剛 岩手県農林水産部技術参事兼農村建設課総括課長、千葉和彦 岩手県技監兼農林水産部農村整備担当技監兼農村計画課総括課長、髙橋前理事長、大宮惇幸 当会会長、千葉匡 当会専務理事】

【前列左から:上村勝己 山根農地・水・環境保全向上対策推進協議会代表、阿部宏希 赤沢3区環境を守る会代表
後列左から:佐々木参事、千葉技監、大宮会長、千葉専務理事】

【前列左から:小野寺道雄 照井土地改良区理事長、須田光宏 株式会社平野組代表取締役社長、似内裕司 花巻機械金属工業団地協同組合専務理事、久保田泰輝 豊沢川土地改良区理事長
後列左から:佐々木参事、千葉技監、大宮会長、千葉専務理事】

※アドプト活動モデル賞の賞状は、実施団体と協定団体が賞状の上部で握手している形が特徴です。

 

 

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