1月27日、本会は「令和4年度換地計画実務研修会」を、本会会議室を会場に開催し、換地業務に携わる県、市町村、土地改良区の職員等44名が受講しました。本年度はWebでの配信も行い、ハイブリット型式による開催としました。

 研修に先立ち、本会菅野参与兼換地部長から「県内では、ほ場整備が各地区で行われているが、換地技術者が不足しており、その育成が急務となっている。今回の研修が皆さんの業務の一助になることを祈念する。」と挨拶しました。

 研修では、始めに本会から民法等関連法が改正され、財産管理制度等が見直しされたことを受け「改正民法(財産管理制度)について」と題し相続登記の義務化や新しい財産管理制度について説明しました。

 岩手県農林水産部農村計画課 遠藤定義主任主査からは、「調査計画の進め方について」と題し、農業農村整備事業の計画調査の進め方と「地元要望」から「事業採択・着工」に至るまでの流れについて、農村建設課 阿部キエ主任主査からは、「換地の流れ」と題し、土地改良事業の計画調査から換地処分登記に至るまでの換地業務の流れと仕組みについて、それぞれ図解を交えながら、講義しました。

 最後に、本会換地担当者から「換地業務の実務について」と題して、事業終盤に行う確定測量、換地計画書作成、換地処分登記等の実務について、具体例をもとに注意点を交えて講義しました。

 受講者は皆、真剣な面持ちで研修を受講していました。

 

【挨拶する菅野参与兼換地部長】

【講義する農村計画課 遠藤主任主査】

【講義する農村建設課 阿部主任主査

【会場受講風景】

 

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