8月5日(土)、松川、岩手山麓及び雫石町の3土地改良区と盛岡広域振興局農政部農村整備室は、合同で八幡平市の刈屋地区親水公園を会場に、『ふるさと水と土ふれあい学習会』を開催しました。

 この学習会は、日常生活に様々な恩恵をもたらしている農業用施設の多面的機能を理解してもらうために毎年開催されているもので、今年も参加人数を150名に制限し、開催されました。

 学習会の冒頭、挨拶に立った松川土地改良区の髙橋光幸理事は、「今日は、田んぼにどのように水が流れているのか学んでいってほしい。学習会の後には、ニジマスのつかみ取りがあるが熱中症と怪我に十分気を付けて楽しんでほしい。」と述べました。

 続いて、農村整備室の職員が「岩洞ダム建設に懸けた者たち~岩手山麓地区開拓プロジェクト~」と題した紙芝居形式の出前授業を行い、岩洞ダム建設の経緯や建設に携わった人たちの努力、建設により多くの田畑が作られたことを参加者に分かりやすく説明しました。

 その後、雫石町土地改良区の職員が、管理している日影堰頭首工について受益面積が594haあり、東京ドーム約126個分の面積に水を送っていると参加者が施設の規模をイメージしやすいように説明を行いました。また、たくさんの水を送っているがその分危険も多くあるということも伝えていました。

 学習会終了後、参加者は遊歩道を散策しながら温水路の下流から上流へ移動し、親水水路で親子で協力し合いながらニジマスのつかみ取りをしたり水遊びをしたりして楽しんでいました。

 

 

【挨拶する髙橋光幸理事】

【紙芝居上映の様子】

【説明に聴き入る参加者】

【ニジマスつかみ取り】

 

 

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