鹿妻穴堰土地改良区(髙橋隆理事長)は、8月30日に鹿妻穴堰頭首工の礎となる穴口を開鑿(かいさく)した釜(かま)津田(つだ)甚六(じんろく)翁への感謝と五穀豊穣を祈願する例祭を、鹿妻神社(盛岡市猪去)において執り行いました。

 例祭には階(しな)猛(たけし)衆議院議員、玉澤徳一郎元衆議院議員、佐々木隆盛岡広域振興局長などの来賓をはじめ約70名が参列しました。

 髙橋理事長から「慶長のその昔、釜津田甚六により開鑿されてから424年を迎える。この長い歴史の中で、先人のたゆまぬ努力と英知により開かれた鹿妻穴堰頭首工に始まる、鹿妻本堰、幹線用水路及び西部用水路などの施設により、今日の繁栄がもたらされている。当地域では本年大きな災害もなく、5月から順調に通水を実施し、管内に十分な用水供給ができていることに感謝したい。今後も関係各位のご指導を頂きながら適切な用水管理に務め、豊穣の秋が迎えられるよう願うところである。」と挨拶がありました。

 残暑厳しい中、神事は厳かに執り行われました。

【挨拶する髙橋理事長】

【例祭の様子】

 

 

 

 

 

 

 

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