9月26日(火)、本会3階会議室において、令和5年度「いわて水土里ネット女性の会研修会」を開催し、会員30名が参加しました。

 本研修会は、男女共同参画に関する先進的取組事例等を学ぶことにより、会員の認識をより深め資質向上を図るとともに、会員同士の横の交流を目的に行われました。

 開会にあたり、菅原みゆき会長が「近年、男女共同参画や女性活躍推進の話題が多く取り上げられており、全国でも取組が加速化してきている。私たちもより女性の会を拡充し、チャレンジ力や強い意志を持って、今できることから取り組んでいけたらと思う。本日の研修では、女性活躍推進において先進的に取組み活躍されておられる宮崎県大島堰(おおしまいせき)土地改良区の奥村理事長さんを講師に招きご講演いただく。女性活躍に向け推進していく上で参考にさせていただきたい。」と挨拶しました。

 研修では、office-asaji(オフィスアサジ)代表 佐々木麻路(あさじ)さんが、『目から鱗のコミュニケーション能力アップ』と題して、参加者自らの性格タイプを知るワークを行った後、性格タイプごとの会話スタイルについて好まれる対応と苦手とされる対応について説明するなど、コミュニケーション能力アップにつながる講義を行いました。

 宮崎県大島堰土地改良区 理事長 奥村千扶子(ちふこ)氏からは、『土地改良区における女性活躍について』と題して、自身が会長を務める「日本のひなた水土里ネット女子会(水土里ネット宮崎の女性の会)」の活動状況や、大島堰土地改良区で行っている事業、自身の農作業等について講義しました。

 講義後は、「女性の会の活動でやりたいこと、やってほしい研修等について」をテーマに、5つのグループに分かれ意見交換を行い、最後に各グループ毎に意見交換の内容を全体発表し、「ランチミーティング形式の情報交換会を行ってみたい」や「業務に関わる制度の勉強会をしたい」などと意見が出されました。

 参加者からは、「コミュニケーション能力アップの講義を受け、今まで思っていた自分の性格とワークで出た性格が違っていて驚いた。事務所内の人間関係は良好と思っているが、このまま保つために会話スタイルを参考にしたい。」「奥村理事長のお話を受け、各土地改良区で理事の役割が違うが、女性理事が意欲的に動くと全体の雰囲気が変わってくると感じた。」「意見交換会では、普段お話しすることのない他の土地改良区の方々と交流できとても有意義だった。」などの声が寄せられました。

 本研修会で得た学びを各土地改良区に持ち帰り共有し、今後の土地改良区の良好な職場環境を築くとともに、男女共同参画、女性活躍推進に関する認識を深めることの一助になることを期待します。

 

【挨拶する菅原みゆき会長】

【講義をする佐々木麻路さん】

【講義をする奥村千扶子理事長】

【意見交換会様子】

【参加者集合写真】

 

 

 

 

 

 

 

 

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