10月25日、第40回全国土地改良大会静岡大会が『“ふじのくに”で語ろう土地改良が創る豊かな水土里を』をテーマに、静岡県沼津市で開催され、谷合正明 農林水産副大臣や進藤金日子 参議院議員らを来賓に迎え、全国の水土里ネット等から約4,000人が参加しました。

 開催にあたり、主催者の二階俊博 全国土地改良事業団体連合会会長が、「本年度は、皆様方のご協力のもと、補正予算を含めて大幅削減前と同額の予算を確保することができた。来年度は、土地改良にとって、16年振りに改正した新しい土地改良法を基軸とした大きな節目の年となる。この年を実りあるものとするため、“闘う土地改良”を掲げ先頭に立って前進していく」と挨拶しました。

 また、来賓の進藤金日子 参議院議員(都道府県土地改良事業団体連合会会長会議顧問)が、「競争力のある農業・美しく活力ある農村をつくっているのは土地改良であり、まさに“土地改良は日本の命綱”である。この命綱を後世に伝えていくためには、予算確保が重要となる。皆さんと連携し、平成30年度の予算確保に向けて一緒に頑張って参りたい」と祝辞を述べました。

 

○土地改良事業功績者表彰

 式典では、長年にわたり土地改良事業にご尽力された方々のご功績を讃えて表彰式が行われ、本県からは平賀巖 本会副会長(豊沢川土地改良区理事長)が農林水産省農村振興局長表彰を、また、髙橋隆 同副会長(鹿妻穴堰土地改良区理事長)が全国土地改良事業団体連合会長表彰をそれぞれ受賞しました。

 

○東日本大震災からの復旧・復興展

 大会会場では、岩手県、宮城県、福島県の被災三県によるパネル展示が併催されました。

 各県の被災状況や、これまでの取り組み、現在の復旧・復興状況がパネルで展示されており、参加者は足を止めてパネルを見入っていました。

 

○事業視察

 大会翌日の26日には、本会役員が平成28年11月に世界かんがい施設遺産に登録された『源兵衛川』を視察しました。多くの市民による保全活動によって豊かな自然空間となった川の遊歩道を歩き、三島市の担当者から環境保全の取組について説明を受けました。

祝辞を述べる進藤参議院議員

挨拶する二階会長

全土連会長表彰を受賞した髙橋副会長(右)

農村振興局長表彰を受賞した平賀副会長

パネル展示の様子

担当者から説明を受ける本会役員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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