胆沢平野土地改良区(及川正和理事長)の創立70周年記念式典は、11月18日(水)プラザイン水沢で開催されました。来賓に小沢一郎衆議院議員、全国水土里ネット会長会議顧問進藤金日子参議院議員、藤原崇衆議院議員、木戸口英司参議院議員(代理秘書)、横沢高徳参議院議員、達増拓也岩手県知事、小沢昌記奥州市長、髙橋由一金ケ崎町長、内田幸雄東北農政局長、梅野修一東北地方整備局長、全国土地改良事業団体連合会室本隆司専務理事、岩手県土地改良事業団体連合会小田島峰雄会長ほか関係機関・団体約220名が出席しました。

 及川理事長は「先の大戦の傷跡が癒えない昭和25年12月27日胆沢平野土地改良区として認可され70年を迎えました。続日本紀に「水陸万頃」と称された胆沢平野に根を張り、岩を穿ち水を引き農地を耕し、米作りを愛おしんできた先人達の偉業を糧に、美田沃野を開くため心血を注いできた組合員、そして関係機関、団体皆様に支えられ、大きな節目を迎えたことに衷心より感謝申し上げます。これを機に組合員と総代、役職員一丸となり次の10年、20年を見据え、営農環境が抱える問題・課題解消に一つずつ着実に取り組んでまいります。」と式辞を述べられました。

 式典では、表彰状の贈呈が行われ、特別功労者表彰に小沢一郎衆議院議員、進藤金日子参議院議員、達増拓也岩手県知事、梅野修一東北地方整備局長、功労者表彰に広田純一岩手大学名誉教授、沼﨑光宏区史編集委員長、同編集委員会の安彦公一委員に感謝状が贈られました。祝辞では、小沢一郎衆議院議員は、「振り返ると田んぼの水を見に行った幼少期を思い出す。農家の人達と顔を合わせ地域農業のレベルアップに貢献してほしい。」と激励されました。進藤金日子参議院議員は、「水陸万頃と称されたこの地域資産を守り、我が国の農業農村の方向性を先導する取り組みを展開していると言っても過言ではない。さらに質の高い水陸万頃を創造してほしい。」と述べられました。達増拓也知事は、「長い年月と先人の知恵と努力により、実り豊かな県下有数の穀倉地帯として発展した胆沢平野の歴代の理事長はじめ役職員並びに関係皆様に敬意を表します。さらに地域を先導する土地改良区として発展することを期待します。」と述べられました。式典終了後は、全国土地改良事業団体連合会専務理事であり、前農林水産省農村振興局長の室本隆司様から「地域を創る ほ場整備」と題して基調講演が行われました。

 室本隆司専務理事と内田幸雄東北農政局長、原川忠典農村振興部長には、式典開始前に胆沢平野土地改良区が昨年度より取り組む、土地改良区による農村振興「水土里の皆廊」を約2時間にわたり現地視察していただきました。水利歴史遺産である葦名堰の史跡保存会若槻慶之進会長から、保存会の活動など地域の取り組みが説明され興味深く聞き入っておられました。       

(作成:胆沢平野土地改良区)

 

 

 

【式辞を述べる及川理事長】

【祝辞を述べる小沢一郎衆議院議員】

【祝辞を述べる進藤金日子参議院議員】

【祝辞を述べる達増拓也岩手県知事】

【基調講演を行う室本隆司専務理事】

【中央左:室本専務理事へ説明される若槻会長】

【寿安堰を説明する及川理事長】

 

 

 

 

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