12月24日、サンセール盛岡において、『令和3年度いわて農林水産躍進大会』(いわて農林水産振興協議会・岩手県共催)が開催されました。大会では、「岩手県農林水産業表彰」、「岩手県農地・水環境保全向上活動モデル賞」及び「岩手県アドプト活動モデル賞」の授与が行われ、県内各地から参集した関係者約130名から受賞者へ盛大な拍手が送られました。

 

岩手県農林水産業表彰

 永年にわたり農林水産業に関する団体の運営や協同組織の育成又は農林水産業の技術向上発展に尽力され顕著な功績があった方を表彰するもので、髙橋隆 鹿妻穴堰土地改良区理事長ほか5名が受賞しました。

《髙橋 隆 鹿妻穴堰土地改良区理事長の功績概要》

髙橋氏は、平成11年から鹿妻穴堰土地改良区理事、平成23年からは同土地改良区理事長を務めているほか、平成26年から令和元年の間、岩手県土地改良事業団体連合会副会長を務め、組合員及び会員の負託に応えるべく、関係機関への要請活動や組織体制の強化などに尽力してきた。

また、基幹土地改良施設の更新やほ場整備を精力的に推進したほか、アドプト活動に積極的に取り組むことにより、農業農村の持つ多面的機能の普及啓発に努めるなど、本県農業の振興と発展に大きく貢献している。

 

岩手県農地・水環境保全向上活動モデル賞

「農地・水環境保全向上活動」とは、地域共同の力で農地や農業用水等の地域資源と農村環境を保全管理する取組で、本県では平成19年度から活動が展開されており、県内の模範となる優れた取組を行っている1団体が受賞しました。

 

 

 

岩手県アドプト活動モデル賞

「アドプト活動」とは、農業水利施設の適切な管理に向け、施設管理者と地域・企業などが協定を締結し、協働で施設等の保全活動を行う取組で、本県では平成15年度から活動が展開されており、県内の模範となる優れた取組を行っている4団体が受賞しました。

 

 

 

※アドプト活動モデル賞の賞状は、実施団体と協定団体が賞状の上部で握手している形が特徴です。

 

 

【達増拓也知事から表彰状を授与される髙橋理事長】

【左から、千葉匡 当会専務理事、大宮惇幸 当会会長、髙橋隆 鹿妻穴堰土地改良区理事長、千葉和彦 岩手県農林水産部農村整備担当技監兼農村計画課総括課長、佐々木剛 同農村建設課総括課長】

【前列、松本光正 上西根・八丁野環境保全の会代表
後列左から、千葉匡 岩手県多面的機能支払推進協議会会長、大宮惇幸 本会会長、千葉和彦 岩手県農林水産部農村整備担当技監兼農村計画課総括課長、佐々木剛 同農村建設課総括課長】

【前列左から、佐藤直美 南沢営農組合組合長、千葉大作 市野々土地改良区理事長】

【前列左から、小林理恵 岩手中部土地改良区主査(石母田れい子 金森環境保全会代表の代理)、及川哲朗 岩手中部土地改良区理事長】

 

 

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