全国土地改良施設管理事業推進協議会(二階俊博会長)は、6月27日に、「農業水利施設に関する『多面的機能研究会』」を開催しました。

 本研究会は、洪水防止や防火用水などの多面的機能を有する農業水利施設の管理に当たり、人口減少や高齢化の進行・多発するゲリラ豪雨、施設の老朽化など、近年の農村地域での状況変化に応じた新たな管理体制の構築を目指して開催されたもので、全国から334名の参加がありました。

 来賓として出席した進藤金日子参議院議員は、「各地域で農業水利施設の管理体制を整備すべく努力をしているが、それを上回る速度で高齢化や異常気象など、農村の変化や農業構造の変化が起きている。管理体制の整備に当たっては各改良区等の努力により一定の成果は出ているものの、まだまだ望ましい姿には至っていない。本日の事例発表や意見交換の成果を、是非農水省には30年度予算要求の中に反映していただき、皆様の要望が実現できるよう頑張ってまいりたい。」と挨拶しました。

 研究会の最後には、平成29年度までの実施期間となっている「国営造成施設管理体制整備促進事業(管理体制整備型)」の拡充・継続についての要請書(別紙)を決議しました。

 

事業概要

 

挨拶する進藤金日子参議院議員

熱心に事例報告を聴講する参加者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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