猿ヶ石北部土地改良区(小田島峰雄理事長)は8月29日、施設見学会を開催しました。この見学会は、国営造成施設管理体制整備促進事業の推進活動として、次世代を担う子供達に農業用施設の役割について学んでもらうことを目的に開催され、花巻市立東和小学校4年生の児童59名が参加しました。
開会にあたり小田島理事長が、「毎年行っている施設見学会も今年で7回目となります。この見学会を通じて、農業用施設がどのような働きをしているか学んでください」と挨拶しました。
はじめに「中央幹線用水路除塵機」を見学し、除塵機の運転操作を体験しました。児童は、水路を流れる草木が除塵機によって引き上げられる度、大きな歓声を上げていました。
続いて町井地区の水田を見ながら、米の栽培方法やパイプラインの仕組みについて説明を受けました。「町井おでって工房」では地場産米を使用した“米粉パン”の製造過程を見学し、児童は甘い香りの米粉パンが出来上がるのを目を輝かせて見ていました。
最後に「田瀬ダム」で、取水ゲートの操作やゲートの開閉の様子を見学しました。
児童たちは「除塵機が大きな木を引き上げていて凄かった」「田瀬ダムの大きさに驚いた」と普段接する機会のない農業用施設等を見て・触れて、学んでいました。
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